Wi-SUN計測システム

Wi-SUNとよばれる新しい無線技術を利用したモニタリングシステムの開発を行っています. Wi-SUN通信により,消費電力を抑え,システム設置・データ回収の手間を大幅に削減することで,より効率的なモニタリングの実施が実現されます.

■(株)TTES,(株)アイ・エス・ビー,モバイルコア(株)の3社は,共同でWi-SUN計測システムの開発に取り組んでいます.

「Wi-SUN」とは

  • Wireless Smart Utility Network
  • 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が主導的に開発した国際無線通信規格
  • 東京電力のスマートメーター無線通信方式として採用

主な特徴

  • 強力な低消費電力を実現
    • 単3乾電池3本で10年以上稼働可能(通信頻度2000回/月の場合)
  • マルチホッピング(多段中継)対応
    • 複数の端末がバケツリレーのようにデータを遠隔地まで届ける仕組み
    • 端末同士最大500m程度,~30台
  • 強力な周波数帯
    • Wi-FiやZigBeeよりも広範な通信エリアを確保
    • 免許不要で業務利用可能な周波数帯(920Hz帯)
    • 障害物を避け,干渉も少ない
  • 拡張性の高いインターフェース

本プロトコルスタックは,「Wi-SUNアライアンス」が規定する国際無線標準通信規格に準拠しており,IEEE802.15.1/4g/4e規格をベースとしています.

インフラ施設モニタリングでの活用イメージ

平常時,異常時(台風等)の施設の挙動を遠隔監視

  • 複雑な配線が不要,可動部への設置も容易
  • 遠隔PCにより,センサのアクティブ/スリープ切替,データ確認が可能
  • 適切なスリープ時間の設定により,消費電力を大幅に削減.5年連続計測可能
  • デバイス筐体は防水対応,屋外設置が可能

農業ICTの活用

ハウス,圃場等の状態を遠隔監視

  • センサが検知した温度・湿度・炭酸ガス・日射等のデータをクラウドで管理
  • 手元のPCやタブレット端末から,遠隔地の情報を閲覧,操作
  • 作業の効率化により,長年のノウハウ・技の「見える化・共有」を実現


■本製品は,(株)アイ・エス・ビーが「独立行政法人情報通信研究機構(NICT)」から技術移転を受けて開発したものです.

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