構造物変形の計測監視技術 DEGRIS®

2021.03.23

NETIS登録技術(KT-200158-A)

主な特徴

「DEGRIS」(ディグリス)は構造物の変形を計測・監視する技術です。

計測対象

大型構造物では長大橋や連続橋、小規模には床版たわみや試験体に対応した計測サービスです。その他、風車タワーや標識柱など塔状構造物にも適用できます。海上構造物・ハイピア支持構造も計測でき、連続桁では正曲げ・負曲げともに計測できます。

計測条件

動的・静的な載荷のいずれにも対応しています。そのため、一般走行下での監視などが可能ですし、静的荷重車試験にも対応できます。

設置条件

橋面上(上部工)に機器を設置するだけで計測が可能です。構造体の外に不動点を設置する必要としません。そのため、海上構造物や、ハイピアに支持された構造物でも適用が可能です。

ご利用の流れ

 

  1. 弊社の技術者が現地に伺って計測を行います.(設置工1日,計測工1日:計2日)
  2. 後日,計測したデータを分析してCSVやXLSXのレポートにて結果を提出いたします.

注意事項

  • 複数の加速度計を橋軸方向に設置する必要があります。配線の都合で適用および設置が難しい場合もあります。まずはご気軽にお問い合わせください。

ご活用例

  • 3径間連続 有ヒンジラーメン橋での載荷試験(動的、静的)
    図中は、ヒンジ部に載荷した際にDEGRISで取得した変形図です。

  • 峡谷にかかる長大PC橋での荷重車試験(静的、動的)

道ろじん on Twitter: "大田切川の深い谷を渡るラーメン構造の国道18号 ...

本技術は、国土交通省の新技術情報提供システム NETIS 、および、点検支援技術性能カタログに登録・掲載されており、公共事業へご活用できます。

<国土交通省関連>
<技術資料>
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