2024.04.13
No.1 より Only 1
2021.03.08 ビジネス
当社ブログの第一回目ということで、
私が大きな組織から当社に移ってきたときの気づきを書いてみたいと思います。
正解が無い時代と言われるようになりました。
唯一の間違いは、どこにも進まずに、その場に立ち止まることなのかもしれません。
個性重視の時代と言われ、簡単に言えば、なんでもいいから自分の考えを持つことが大事と言われています。
会社やビジネスに当てはめてみると、脱競争というコンセプトが浮かんできます。
以前はみんなで同じ方向に走っていたので、競走相手にいかに打ち勝つか、というビジネス戦略でした。そして、競争社会、管理社会がもたらす過重労働が問題になっています。今後は、ブルーオーシャン戦略のように、競争のない自分の領域をどうやって見つけ出すか、ということが大事になっています。
日本の大多数を占める中小企業は、大なり小なり独自性を大切にしてきました。
それは一見すると、大企業に勝てないから、というネガティブな理由と思われがちです。しかし、実際は、会社の存在意義であったり、単なる社長のこだわりであったり、社員が面白がって実施した成果など、イキイキと会社を運営するための積極的な戦略なのだと実感しています。
誰かと競争するのではなく、他にやりたい人がいるなら、その人にやってもらえば良く、自分は自分にしかできないことで社会に貢献していこう、という気構えが、これからの時代にフィットいくのではないでしょうか。