フォトノギス
国交省カタログ掲載「スマートフォンによるひびわれ幅変化量の記録システム」は日本名「フォトノギス」として、TTESより提供しています。
監視業務の困ったあれこれを解決します
主な特徴
- フォトノギスは写真を撮影するだけで、一対のターゲットプレート間の距離を測る技術です。ターゲットプレートに印刷されたQRコードで撮影場所を特定し、距離の変化を記録します。
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だれでも同じ結果
- 設置されたターゲットプレートをガイドアプリの指示に従い写真におさめる。あとは全て自動処理です。人口減少社会が進行する中で、技術者不足はより一層深刻な状況です。熟練技術者でなくても利用できることは今後より重要になってきます。誰でもちょっと測ることが可能になります。
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監視場所の取り違え無し
- ターゲットプレートに印刷されているQRコードは、世界に1つだけの名前です。ターゲットプレートの解析結果は、名前ごとに自動的に時系列に整理されグラフ化されます。また、QRコードが写っていることで、証跡書類としても活用頂けます。
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電源・通信設備が不要
- MEMSセンサは電源を必要とします。その電源を供給するための配線費用は、時にセンサの価格を遙かに上回ります。フォトノギス/IPCは現地に設置するのはターゲットプレートのみです。給電による費用増、停電による欠測のリスクを回避します。
- アプリ版フォトノギス/IPCは自動転送を行わず、事務所などのWifi通信環境が整ったところで手動でアップロードするようになっています。Web版ではスマホやデジカメで撮影した写真を持ち帰ってからアップロードすることで、現場の通信環境を気にすること無く利用できます。
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10年以上の継続データ取得
現地設備は電気回路を有しない「ターゲットプレート」のみです。印字には米国海軍(USN)· 国際宇宙ステーション(ISS)· 航空産業において、広範囲に認定を受ける信頼性に高い特殊技術を利用しています。プレートの設置には、接着材のほか、アンカーやビスの利用も可能です。
ご活用例
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支承変位・伸縮装置
伸縮装置の動きで橋の健全性が判断できるような研究もあるようです。伸縮装置に設置しておくことで、定期的な変化を把握することができます。
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目地・石垣
目地・石積み構造はその動きが見えにくい構造の一つです。フォトノギスを設置することで定量的に長期間の観測を行うことができます。
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コンクリートひび割れ
橋梁やトンネルやダムなどのコンクリート構造物に生じたひび割れが進行していないかを監視するのに活用できます。
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扉・マンホール蓋
フォトノギスを設置しておくことで、扉・蓋を完全に閉めたことの確認を証跡書類として残すことができます。
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