Infra Studio サポート導入事例:太平洋セメント株式会社 様

「太平洋セメントでは、施工中の計測データ入力や発注者へのデータ共有もクラウドで行い、データを交換するプラットフォームとしてInfra Studioを活用したWIMO-Cloudを使うこととしました。これが変化する世の中に対する一つの実用的なアンサーだと考えています。」

導入の背景

最初に太平洋セメント様のご紹介をお願いいたします。

太平洋セメントグループは、国内セメント販売シェア約35%を占める業界のリーディングカンパニーです。社会インフラの根幹を支える基礎資材の供給を通じて広く社会に貢献しています。
また、当社の拠点は海外にも広がっており、今後もセメント事業を中心に積極展開していきます。

太平洋セメント様のRFID構造物診断技術(WIMO® ウィーモ)を開発した背景をお教えください。

最近は遠隔モニタリングがトレンドとなりつつありますが、社会的ルールとして近接目視が原則ですし、実際に、構造物の劣化を知るためには近接目視が必要です。一方で、社会的情勢としては作業員の減少・高齢化、作業員による検査結果のばらつきが問題となっています。よって、近接目視とともに内部の劣化状況を示す定量的な情報を取得すべきと考えました。
そこで、「誰でも」「簡単に」「非破壊で」「定量的に」をキーワードに、構造物の健康状態を把握する技術として『RFID構造物診断技術(WIMO® ウィーモ)』を開発しました。

「WIMO」のデータ収集・提供にはどのような課題をお持ちでしたか。

WIMO で計測したデータを、建物を管理する人、施工する人、センサを設置する人、計測する人達の間で共有するデジタルツールが無く、近接目視や計測した結果を継続的に引き継ぐことが難しい状況でした。
このような状況下で、遠隔モニタリングと近接目視の橋渡しには、計測データに加えて計測した状況の写真や点検の履歴を管理者・施工者・計測者全員に共有できるツールが必要だと考えました。

WIMO-Cloud 導入の効果

「WIMO-Cloud」を導入されてからの効果はいかがだったでしょうか。

太平洋セメントでは、施工中の計測データ入力や発注者へのデータ共有もクラウドで行い、データを交換するプラットフォームとしてInfra Studioを活用したWIMO-Cloudを使うこととしました。これが変化する世の中に対する一つの実用的なアンサーだと考えています。
WIMO-Cloudは、地図ベースでビジュアル化されているので、誰でも簡単にデータを活用できるようになりました。実際に、関係する皆様にWIMO-Cloudをお見せすると、このような取り組みを当社が実施していることに驚かれ、この取り組みに賛同をいただいています。

Infra Studio」を採用されたのはなぜでしょうか。また、実際に利用してみていかがでしたでしょうか。

当初、このようなクラウドをゼロから作ろうと検討したのですが、要件定義が非常に大変でした。それに対し、Infra Studio では日本全国の様々な場所のデータを管理する仕組みが既に出来上がっていたため、WIMO-Cloud の開発を低コスト、短期間で実現できました。
何よりもTTES社が計測業務の実績を多数有していたことから、こちらのやりたいことや困りごとを早期に理解してもらえたので、大きな安心感がありました。

今後への期待

「WIMO-Cloud」への今後の展望や、「Infra Studio」への期待などがありましたらお教えください。

当社が関わる他のシステムでは、画像やデータの自動アップロードを行っており、加えて気象系のデータなども扱っています。また、現場ではスマホやタブレットの普及、活用が進んでいます。こうした状況を踏まえて、WIMO-Cloud についても、データの収集および提供の両面で、プラットフォームを拡張していきたいと考えています。
Infra Studio では、自動アップロードや利用データの拡大について既に取り組んでいると聞いており、引き続き WIMO-Cloud の発展に向けた貢献を期待しています。


Infra Studio について

株式会社TTES

〒153-0051
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